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倉持麟太郎
2023.7.1 11:16

野田聖子議員、皇位の安定的継承のために女性・女系は「あたりまえ」@クソすば

今週のクソすば配信は、自民党衆議院議員の野田聖子さんをゲストに、こども・女性政策から憲法論まで、幅広く議論しました。

 

野田さんとは、野田さんが会長を務める超党派議連にこどもと精神医療についてのプレゼンをしに行った際にお会いして、私がプレゼンした内容について「現状ここまでとは知らなかった、まずそれを謝りたい、ごめんなさい」とおっしゃたのに衝撃を受けたのがきっかけです。”衝撃”というのは、最近社会、とくに政治家やエリート界隈は「謝ったら死ぬ病」が蔓延していて、間違えても自分の日を認めずに絶対に謝らない悪しき空気で窒息しそうな中、正直に知らなかったことを認めて謝る政治家に出会えたことの衝撃です。

 

そんな人としてあたりまえのことがまかり通らないことがおかしいのはそのとおりなんですが、そんな中で「間違えること」を認め「変わること」をおそれない、同じ目線でしゃべることができる政治家に会えるのは率直に嬉しい。

 

配信のハイライトは、皇位継承について、男系原理主義を前提とした旧宮家の復活やY染色体の議論は国民を「愚弄している」とし、女性天皇はもちろんどうやったら続けて行けるのかを考えるのは「あたりまえ」と断言してくださったところですね。言葉は選ばれていましたが、非常に明快に「あたりまえ」のことを理解されている数少ない政治家ではないでしょうか。

 

野田さんが、安倍政権やらその周辺と戦っているというよりは、「明治時代のちょっと前までちょんまげつけたお兄さんたちと戦ってる感じ」という表現には非常に共感できるものがありました。まだそこなんだよね。そしてまた、「明治」っていうのが象徴的だなと。江戸やそれ以前じゃないんだよね。

人口減少が日本最大の危機であるという前提のもと、こどもの尊厳や、女性が社会に出ていく上でのマインドセットも私としては聴きごたえありましたね。

「孤独孤立」問題などにしても、ご自身の経験を踏まえたお話は説得力あり。

すべてが一緒の考えでなくとも、「あたりまえ」を共有できる立法者と、何か変えて行けるのではと思える配信でした。

 

週末に是非ご覧ください!

アーカイブ視聴はコチラから

▶ https://www.youtube.com/watch?v=C786MWciMQY&t=3249s

倉持麟太郎

慶応義塾⼤学法学部卒業、 中央⼤学法科⼤学院修了 2012年弁護⼠登録 (第⼆東京弁護⼠会)
日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。東京MX「モーニングクロ ス」レギュラーコメンテーター、。2015年衆議院平和安全法制特別委員会公聴会で参考⼈として意⾒陳述、同年World forum for Democracy (欧州評議会主催)にてSpeakerとして参加。2017年度アメリカ国務省International Visitor Leadership Program(IVLP)招聘、朝日新聞言論サイトWEBRONZAレギュラー執筆等、幅広く活動中。

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